日本では高齢化社会が前々から問題となっていますが、高齢化が問題になっているのは何も人だけではありません。
私たちが家族のように扱っているペットにも高齢化の波は押し寄せてきているのです。
長生きをするということはとても良いことではありますが、長生きをする人やペットが増える分、高齢者を介護する人材も増やしていかなければなりません。
年老いたペットを中心に介護する人たちのことは、「ペット介護士」、「動物介護士」「老犬介護士」などの名称で呼ばれています。
昨今の日本では長生きをする老犬や老猫が増えている一方で、ペット介護士の人材は不足し続けています。
逆に言えば、需要が高く供給が低い今はペット介護士になる最大のチャンスとも言えるでしょう。
ユーキャンのペット介護士講座について
何かを学びたいと思った時、ユーキャンを最初に思い浮かべる人は多いものです。
通信講座の中では圧倒的に知名度は高く馴染み深いものなので、そう考えるのはごく自然のことでしょう。
しかし、現在ユーキャンではペット介護士を学べる講座は残念ながらありません。
ユーキャンで現段階で学べるペット関連の講座は「愛犬飼育スペシャリスト講座」の1つのみで、こちらは愛犬との適切なコミュニケーションを身につけるための講座です。
自分の愛犬とより良い関係性を築きたい!という飼い主さんなどには最適の内容となっていますが、資格を取得してペット介護士になりたいという方には適したものではないので別のスクールを通う必要があります。
それでは、ユーキャン以外でお勧めなスクールはどこなんでしょうか。
がくぶんの「ペット介護士養成講座」
ユーキャンと同じ通信教育の会社で、ペット介護士を取得するのにお勧めなのががくぶんの「ペット介護士養成講座」です。
その名の通りペット介護士を養成するために作られた講座で、無事講座を修了すれば資格もバッチリと手に入れられます。
資格は世界の名犬牧場と呼ばれる団体が認定しており、ドッグランやドッグカフェ、ペット販売、ペットエステなど幅広くペット業界に貢献している団体のものなので、資格の信頼性も十二分に高いです。
また、がくぶんの講座の最大の特徴は、その受講料の安さにあります。
一般的にペット介護士の資格を取得するとなると、スクールで30~50万円以上、通信講座でも5~10万円はどうしても掛かってしまいますが、がくぶんのペット介護士講座は何と39,900円で受講することができてしまいます。
数あるペット介護士に関する講座を見てきましたが、ここまで受講料が安いのは恐らくないでしょう。
あまりに安い講座だと何だか不安に思われる方もいらっしゃるでしょうが、先ほども述べたとおり資格はペット業界でも名高い世界の名犬牧場が認定していますので、講座の質はしっかりと保たれています。
また、実際にがくぶんの講座を修了して転職やお仕事に役立てている人も多数いるので、就転職には大いに役立てられます。
たのまなの「動物看護介護講座」
がくぶんの他にもう1つお勧めなのがたのまなの「動物看護介護講座」です。
こちらの講座で特徴的なのは動物介護に加えて動物看護の知識も習得できるところで、動物介護士だけではなく動物看護師を目指す方にとっても最適の講座です。
職種こそ違えど動物看護も動物介護も双方に通ずる部分があるので、両方の知識を一気に習得するのは仕事でも大いに役立てられます。
講座を修了することで資格が付与され、資格は「動物介護士」「動物健康管理士」「ドッグシッター」の3つが手に入ります。
専門知識を習得でき資格も3つも手に入るので申し分のない講座となっていますが、一点気になる部分を挙げるとしたら受講料が80,300円(eラーニング付きのコースは86,900円)と少し高いところです。
がくぶんが39,900円ですので比較するとおよそ倍近くの差があります。
ただ、がくぶんが異常に安いので通信講座の中では特別そこまで高いというわけではないので、安さを重視するならがくぶん、取得できる資格の多さを重視するならたのまなという選択が一番いいでしょう。
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