家やビルなど私たちの生活に欠かせない建物を創り上げていく建築士。
建物は人々の生活とは切っても切り離せられない存在ですので、そんなお仕事に携われるの建築士のお仕事はとてもやりがいがあります。
建物は何も考えずに設計するだけではもちろん駄目で、その建物を利用する人の利便性を追求したり周辺に住む人々の属性を考慮して創らなければなりません。
我々が住むような住居は全工程でも1~3ヶ月ほどの期間があれば完成しますが、商業施設などの大きな建物になりますと竣工までに数年単位掛かることもあります。
スペインにあるサクラダ・ファミリアは140年近く前から工事をしていますが、今もなお完成に至っていないというから驚きですよね。
建築士になるには専門の学校を卒業しなければ就職できないようなイメージがあるかもしれませんが、実はそんなことはありません。
大学や専門学校の建築学科を出ていない社会人の方でも、建築業界に就職することは可能です。
もちろん大学で建築学科を専攻している人の方が就職活動で有利であることは間違いありません。
建築業界は業界未経験者が何も知識がない状態で就職できるほど甘い世界ではありませんので、未経験から転職を考えているのであれば少なくとも建築士の資格は必ず取っておきたいです。
建築士の資格は大きく分けて一級建築士、二級建築士、木造建築士の3種類があります。
一級は設計できる建物に制限はなくほとんどの建物の設計が可能ですが、二級はビルや商業施設などの大型施設の設計には制限があり主に戸建ての住宅に携わることが多いです。
木造建築士は木造の建物を専門とした資格ですので、木造の建物以外の建築に携わりたい方などには不向きです。
なので、基本的に建築業界で働きたい人は難易度は一級建築士及び二級建築士の資格を取得するのがいいでしょう。
ユーキャンに建築士に関する講座はある?
資格取得と言えばユーキャンが真っ先に思い浮かぶ人が多いでしょうが、ユーキャンに建築関連の講座はあるのでしょうか。
結論から述べると、ユーキャンでは建築士講座は取り扱っていません。
数年ほど前まではユーキャンにも「2級建築士合格指導講座」という講座を取り扱っていましたが、こちらは現在販売終了となっています。
メルカリなどのフリマであれば当時の教材が中古で売りに出されていたりしますが、何年も前の講座で情報も劣化しているので購入はお勧めしません。
資格試験は数年で大幅に出題傾向が変わるわけではありませんが、古い教材では最新の傾向は掴めませんし、メルカリなどで購入したものは質問などのサポート対応は当然していませんので学習には不向きです。
また、ユーキャンの講座は2級対応で1級を目指す人には役立たないので、他の会社の教材で勉強するのがいいでしょう。
スタディングの「建築士講座」
ユーキャンと同じ通信教材で1級建築士の資格にも対応している講座があるのがスタディングです。
ユーキャンの教材は主にテキストやDVDなどが主流になりますが、スタディングではスマホやタブレットを用いたオンライン学習がメインです。
オンライン学習のメリットは映像で視覚的に学ぶことができ、物がかさばらないので通勤時間や休憩時間などちょっとした時間を有効的に使って学習できるところです。
また、教材がデータなのでコストは最小限まで抑えられており、建築士一級を目指す講座でも10万円以下で受講が可能です。
専門学校などを通う場合はこの何倍もの受講料が掛かりますので、経済的に余裕のない方にとってはまさに打ってつけの講座です。
ただ、難関とされる建築士の資格を通信講座で本当に取得することができるのか不安に思う方もいるでしょう。
1級建築士の合格率は20%前後と資格の中でもかなり難関な部類に入るので、不安な方がいるのも仕方ないと思います。
しかし、スタディングの教材は試験対策に特化しており、学習量も絞って確実に合格を目指せるようカリキュラムをプロの方々が設計しています。
難解な表現は豊富な図表を用意し視覚でも分かりやすく、製図の作成手順はパラパラ漫画のようなアニメーションを駆使して具体的に工程が覚えられる、重要なキーワードは穴埋め形式にして覚える専門の暗記ツールが搭載されるなど、かなり拘った内容で作られています。
通信教育でここまで緻密にカリキュラムを設計しているのは中々ないでしょう。
それでも受講に不安のある方は、今なら無料セミナーと無料講座が簡単に受けられますので是非試してみてください。
無料でありながら、ビデオ講座、音声講座、テキスト、暗記ツール、過去問題集など一通りのツールが体験できるので、実際に受講する時の勉強の感覚が鮮明に分かります。
無料セミナーと体験講座はメールアドレスを登録するだけで簡単に行えますので、受講を考えている方も何となく建築のお仕事に興味があるという方にもお勧めです。
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