自分で一から型紙を作成し、裁断から手縫い、仕上げまでの一連の流れを行う洋裁。
小学校や中学校でまち針やミシンを使った裁縫の授業があるので、みなさんも一度は経験をしたことがあるのではないでしょうか。
針や糸などを使った細かい作業が多いので、手先が器用な方や集中力がある方に洋裁の作業は向いています。
洋裁のスキルを習得できれば自分でハンドメイドの洋服や小物を作れたり、洋裁で学ぶ布の性能や装飾品の知識はアパレルやファッション業界で活かすこともできます。
仕事にも趣味にも活かせるので洋裁の知識は身につけておいて損はないでしょう。
洋裁は洋裁教室があるので学校で学ぶこともできますし、通信講座もあるので自宅で学ぶこともできます。
どちらで学ぶかは人それぞれですが、個人的には課題制作や添削指導もあって通学並みの勉強ができる通信講座がお勧めです。
通信講座であれば働いている社会人の方でも最後まで無理なく続けやすいので、スキルもしっかりと定着身につけられることでしょう。
ユーキャンの洋裁講座について
通信講座で有名なユーキャンですが、意外なことに洋裁に関する講座は取り扱っていません。
手芸やクラフトに関する講座はあるのですが、手編み、パッチワーク、ねんど手芸といった講座でしかありません。
同じ編み物という観点でいえば手編み講座が一番近いですが、こちらは手編みがメインとなるのでかぎ針編みや棒針編みといった技法を学ぶことになり、洋裁で使われるミシン縫いは習得することはできません。
また、洋裁の複雑な服づくりの知識もカリキュラムには入っていないので、洋裁を学びたい方は他の通信講座を受講することにしましょう。
ひとまず簡易な手編みから始めたい方はユーキャンの講座で知識も技術も十分習得できるので、ユーキャンで学習してみるのもいいでしょう。
たのまなのホームソーイング講座
ユーキャンで洋裁は学ぶことは出来ませんでしたが、同じ通信講座であるたのまなで学ぶことができます。
たのまなにはホームソーイング講座というものがあり、手縫いやミシン縫いを始め、洋服を作るのに必要な素材の知識、採寸の取り方や裁断方法、そして綺麗に仕上げる方法まで一通りの技術を学べます。
課題提出や添削指導も行っており、課題はバッグ、ブラウス、スカートなど日常で役立てられるようなアイテムを全部で6作品制作していきます。
似たような作品はなく6作品それぞれ特徴的で個性がある課題なので、課題を通して確かな洋裁技術を習得できることでしょう。
課題は専門家がチェックするので作品の隅々まで添削は行ってくれるので丁寧なアドバイスをしてくれます。
また、講座を修了し課題の6作品を全て提出した方には修了証が渡されるので、受講される方はなるべく課題は全作品提出することを心掛けておきましょう。
学習は主にテキストとDVDを使って進めていきますが、教材は手元が分かるように考えられた構図で作られているので目で見ながら技術を習得していけます。
素材や織り方の違いを実際にみて触れながら覚えるファブリック帳と呼ばれる教材もあるので、感覚として体で知識を身につける工夫も施されています。
無事講座を修了された方には「ホームソーイング講座」の修了書を受け取ることができます。
独学では修了書のような実績をもらえることはできませんので、こういったやり遂げた証みたいなものがあるのは嬉しいですよね。
これだけ色々なものが付いていながら受講料は20,743円という安さだから驚きです。
もちろん製作に必要な布やテープといった道具は一式揃っていますので、気になる方は是非受講してみてはいかがでしょうか。
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