特殊な塗料を使用して黒板に多彩な表現を反映できるチョークアート。
チョークアートは1990年にオーストラリアで考案されたので、アートの歴史で言えば比較的新しい表現方法と言えるでしょう。
チョークアートは単に趣味として学ぶ以外にも、商業施設のインテリアの一部として内観を華やかに演出したり、レストランやカフェのメニューボードとして看板アートを置いて人を惹きつけたりとビジネスシーンでも多いに役立てられます。
実際にチョークアート専門の事業を行う会社も存在し、店舗ディスプレイ、黒板アート、結婚式のウェルカムボードなど様々な業界から需要があります。
みなさんも街中を歩いていてチョークアートで書かれた看板を見かけた時に、思わず釘付けになった経験が一度はあるかと思います。
パソコンで描いたイラストや普通に紙にペンで書いたものでは生み出せない表現がチョークアートにはあるので、アート系や広告系の分野に携わる人であれば是非とも身につけておきたいスキルです。
チョークアートのスキルは学校で習得することもできますが、社会人や忙しい方は中々学校に通うのも大変ですよね。
そんな人には自宅でも気軽に学習できる通信講座がお勧めです。
ユーキャンのチョークアート講座について
通信講座で一番知名度があるのは恐らくユーキャンかと思いますが、残念なことにユーキャンではチョークアートを学べる講座は存在しません。
デザインやイラストに関わる講座は取り扱っており、手書きPOP講座やラブリーイラスト講座、デジタルイラスト講座などを受けることはできます。
特に手書きPOP講座では顧客の注目を集める方法やセンスのあるPOPの作り方など実用的な知識・技術を身につけられます。
店舗広告の集客などに悩まれる方にはお勧めの講座です。
ただ、チョークアートに関する講座はありませんので通信講座を受けたい方はユーキャン以外の会社で受けるようにしましょう。
たのまなのチョークアート講座
チョークアートの通信講座で有名なのがたのまなです。
たのまなには入門、基礎、応用の3つの講座があり段階的に学ぶことができます。
入門講座は全く知識のない人を対象とした初心者向けのものとなっており、一からチョークアートに挑戦していきます。
イチゴやカプチーノといった初心者でも比較的描きやすい作品が課題となっており、最終的にグラデーション技法まで身につけることを目指します。
必要な材料は全てたのまなで用意してくれるので、こちらで何か別途購入する必要もなく教材が届いた日から勉強を始められるのが魅力的ですね。
とにかく漠然とチョークアートに興味のある方はまずは入門講座から入るといいでしょう。
基礎講座では質感や表現テクニックに着目し多彩な塗り方を学んでいきます。
質感を出すことで絵に躍動感が生まれてより人目につくようなアートに仕上げられます。
課題の始めに48色の色見本として使用するカラーパレットを作成しますので、色彩感覚もそこである程度養えることでしょう。
入門編を修了した方や過去にチョークアートを触れた経験のある方は基礎編を学んでみましょう。
応用講座では入門編や基礎編で培ったスキルをもとに看板やウェルカムボードといった実践的な課題に挑戦します。
イラストの描き方、レイアウトや配色の基本、手書きレタリングなど色々な技法を駆使して一つ一つの作品を仕上げていきます。
卒業制作の課題は自由に選べるので、基本的なチョークアートの技術に加えて創造力や発想力を生かしたオリジナル作品を作ります。
入門、基礎講座を修了した方や既にチョークアートの知識は持っており更なるステップアップを目指したい方に応用講座はお勧めです。
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