細かく加工した布を組み合わせて華やかな表現が可能なつまみ細工。
最近になって出来たものと思われやすいつまみ細工の技術ですが、実はその歴史は古く江戸時代から使われているのです。
現代でも七五三や成人式といったお祝いごとでのシーンや、ファッションでのヘアアクセサリーの一部として幅広く使われています。
細工というと職人の技のようなイメージをもたれるので難しそうに思われやすいですが、基本的な技術を学べば誰でも簡単に自分だけのオリジナル作品を創ることができます。
ただ、独学で学ぼうとすると間違った技術を覚えてしまう恐れもあるので、誰か経験者に教わりながら学んでいくのがいいでしょう。
もし周りにつまみ細工をやっている人がいない場合は、通信講座で学習するのがいいです。
通信講座であればプロの技術をテキストやDVDを通じて学ぶことができ、実際にアクセサリーを創るとこまで学べることがほとんどですのでしっかりとした実技も習得できます。
ユーキャンのつまみ細工講座について
通信講座と聞くと真っ先にユーキャンを思い浮かぶ人が多いかもしれませんが、残念なことにユーキャンにはつまみ細工を学べる講座は現在ありません。
手芸を学べる講座はいくつか存在し、手編み、パッチワーク、ビーズアクセサリー、フラワーアレジメントといったものは学ぶことができます。
ただ、同じ手芸というカテゴリでも手編みやパッチワークといった技術と、つまみ細工の技術ではやり方も違えば出来上がる作品も違います。
多くの手芸は鍼や糸などの裁縫道具を使用しますが、つまみ細工は糊やボンドなどの接着剤を用いて作品を作ります。
布の加工や接地の技術なども細かい技術が必要で、手芸の経験があるからといってつまみ細工が出来るかと言われるとそんなに甘いものではありません。
なので、どうしてもつまみ細工の技術を学びたいという方はユーキャンではない別の会社の通信講座を受講するようにしましょう。
たのまなのつまみ細工講座
つまみ細工を学べてユーキャンと同じ通信講座の会社でお勧めなのが、たのまなの「つゆつきのつまみ細工通信講座」です。
たのまなとはキャリアアップスクールで有名なヒューマンアカデミーが運営する通信講座専門の事業であり、講座数はユーキャンよりも多く何と250講座ほど開講しています。
たのまなでは「つゆつきのつまみ細工通信講座」と呼ばれる講座を開講しており、つまみ細工の世界をあまり詳しくない方は「つゆつき」という言葉にピンとこないかもしれません。
つゆつきとはつまみ細工の世界で活躍される土田由紀子さんの名称のことで、土田さんはこれまでにつまみ細工の作品を数多く手掛けてきました。
土田さんは自身で教室やワークショップも開いており数々の本を出版している経験もある、まさにつまみ細工界のプロフェッショナルとも呼べるべき存在です。
そんな第一線で活躍する現役のプロの方が監修している講座なので、初心者でも確実に知識と技術を身につけることができるのです。
講座ではヘアゴムや花柄のピン、水仙のコームやコサージュなど全部で11種類もの作品を学習を通して学べるので、さまざまなバリエーションに富んだ作品を創作できる力を身につけられます。
一部の作品では添削指導も行っており、自分が作った作品のどこが良くてどこが駄目なのか丁寧に審査してくれます。
モノづくりはとにかく多くの作品を作ってみるのと同時に、客観的に作品を評価してもらうことが大事なので添削して頂いた作品はしっかりと見直すようにしましょう。
また、講座を修了することで修了証が付与されるので、自身の技術を証明するときに役立てることも。
通信講座でここまでのつまみ細工を学べる講座はほとんどないと思われますので、是非つまみ細工を学びたい方はたのまなの講座を受講してみるといいでしょう。
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